幼い頃に転んだかすり傷ややけどでおばあちゃんからアロエを傷口に塗っ

てもらった記憶がある方も多いことでしょう。

私もその中の一人です。このアロエ、太古の昔から薬効が知ら

れていて、「医者知らず」と呼ばれて今では家庭の万能薬として重宝されています。

そんな長い歴史を持つ生薬アロエが便秘の効果にも注目されます。

 

アロエが便通を改善 

アロエには2種類あり、日本ではギザギザした分厚い葉のキダチアロエ

が多く栽培されています。

海外では、葉の巾が広い、ベラアロエのことを称してアロエと呼びます。

最近は日本でもベラアロエが増えています。

このアロエが万能薬として利用されるのは、その独自の有効成分にあります。

代表的なのがアロインです。

緑の皮部分に多く含まれていて、これが便秘のパワーの源と言われています。

大腸内の神経系に刺激を加えて、

便を体外に排出させる腸内の蠕動運動を活発にする機能があります。

さらに、このアロインは大腸内の水分量をも調整して、硬い便にうるおいを与え

る作用を持ち、排便の痛みもなく排便をもたらす効果も合わせ持っています。

 

 

アロエの利用法

外用では、生葉の皮をむいてゼリー状の部分を患部につけたりするのは、

あの幼い頃に経験がある方も多いでしょう。

便秘の場合には生葉を食べたり、おろし汁にして飲んだりします。

生葉を利用すれば、即効性は期待できますが苦味が難点ですね。

慣れないうちは、苦味の少ない葉先を使用するか、

また、すりおろし汁にハチミツを加えたり、アロエ酒などにすると、飲み

やすくなっておすすめです。

 

食べて美味しく効果も期待できる

アロエを毎日食べるとなると、苦味から特に、子供はなかなか食べてはくれません

ので、我が家の食べやすいレシピをご紹介いたします。

・アロエミックスセーキ

材料(4人分)

アロエ 6080g

りんご 1

セロリ 40g

牛乳  2カップ

パイン 400g

 

作り方

・アロエはトゲトゲをとり、よく洗って適用な大きさに切ります。

りんご、セロリも同様に切ります。パインは皮を剥いて、

芯を切り落として同じように切ります

ジューサーにそれぞれを入れて絞り、グラスに注いで牛乳を加えて混ぜると完成です。 

毎朝、トーストと一緒に召し上がると、飽きることもなくお通じも良くなります。

 

まとめ

いかがでしょうか。

アロエは古くから家庭の万能薬でおばあちゃんの豆知識として活用されてきました。。

またアロエの成分のアロインは、大腸の神経に刺激を与え便秘薬としてもおすすめです。

そして、我が家のアロエミックスセーキは、あのアロエの独特の苦味も消え、

飲みやすいので皆さんのご家庭でもお試ししてはいかがでしょうか。