精神的ストレスが原因で、腸の運動、腸液の分泌といった腸の機能が亢進して、

腹痛、便秘、下痢などのさまざまな症状を繰り返すて、検査をしてみても特に、病気が見つかりません。

 

どんな症状

腹部の不快感や鈍痛、それに食欲不振などの不定の症状を多く訴えると言われます。

腸がけいれんしてしまうと、その内容物が腸内に長く停滞し、

水分も吸収され過ぎて便が硬くなって便秘になります。

特に、排便する時には、下腹部が痛んでウサギのような便が出ます。残便感もあります。

逆に下痢をする人もいます。

 

どんな時に悪化するのか 

私の知り合いに過敏性腸症候群と診断された方を例にあげますと、普段の生活

でリラックスしているような時には全く問題はないそうなのですが、

社内で極度に緊張したりすると激しい下痢にみまわれてしまうとか。

下痢と便秘を繰り返すというのも特徴のようです。

そして、その症状がさらに悪化してくると疲れたり、

ちょっと食べ過ぎたり、冷えたり冷たいものをたくさん食べたり、

飲んだりしても、その症状が出る時があるようです。

つまり、精神的ストレスのほか、暴飲暴食や冷えが引き金となっているようです。

 

どんな対処法が良いのか? 

過敏性腸症候群と診断されたならば、精神的な安静を心がけることがなりよりも大切です。

ストレスの原因をはっきりさせて、原因を排除する必要があります。

しかし、とは言っても、原因がはっきりしないことも多く、

たとえ原因がはっきり分かってもその環境から抜け出せないのが普通ですよね。

そんな場合には、医師の処方で、腸の運動調節剤を服用するといいです。

 

とにかく、暴飲暴食を避けて胃腸に優しい食事をおすすめします。

下痢がひどいときには、絶食療法が必要が必要になります。

例えば、繊維の多いもの、硬いもの、脂っこいもの、刺激の強いものは食べ

過ぎないこと、アルコールやタバコは、控えるのが基本です。

食事時間を規則正しくすることも大切です。

 

 

こんな食品を毎日の食事に生かして

・梅

昔から梅は、殺菌作用や整腸作用があります。特に、慢性的な下痢が主な症状の

過敏性腸症候群に効果のある食品と言えましょう。

クエン酸が豊富に含まれていて疲労を回復させます。

疲れるとお腹の調子が悪くなるタイプにおすすめします。

 

まとめ 

いかがでしょうか。過敏性腸症候群は、最近増えつつある腸の異常です。

特に、便秘や下痢が長期間続くので、トラブルは早く解決する必要があり

ます。また、大切なのは、生活のリズムを整え、規則正しい排便の習慣はもちろん、

十分な休養や睡眠を取りましょう。