普段は快便にもかかわらず、妊娠してからと言うもの、便秘がちでお悩みの

方は結構多いのではないでしょうか?どうやら、ホルモンバランスや妊娠後

の生活のリズムの変化が便秘を引き起こしていると考えられます。

今回はそんな妊娠中の便秘の原因やその対処法に皆さんと一緒にみてみましょう。

 

妊娠中の便秘の原因は?

妊娠していなくても便秘症にお悩みの方も多い中、妊娠すると何故便秘

に苦しむ方が増えてしまうのでしょうか?とご質問をされる方をよく聞きます。

 それは、黄体ホルモンの分泌量によると言われています。黄体ホルモンは、普通

排卵から生理前に多く分泌されますが、妊娠中は普段の5倍以上の分泌量になり

ます。このホルモン、胎盤の形成や胎児の成長を促す重要な働きがある反面、

腸壁を狭くしたり、腸内の蠕動運動をも抑えてしまう作用もあるため、その結果

腸の動きを妨げて便秘を引き起こしてしまいます。

そして、妊娠初期の特徴的な症状のつわりの重い方は、思うように食事が

喉を通らないと、十分な水分と栄養のバランスがとれた食事が難しくなる方も

多くなります。これが便秘の最大の原因になってしまいます。

また、妊娠すると身体全体が重くなって運動量が減ってしまったり、大きく

成長した胎児が子宮を圧迫して腸内の動きが鈍くなって便秘となります。

 

妊娠中の便秘の対処法は

つわりで食事が摂りにくい時にはできるだけ水分補給が大切ですね。

1日に必要な水分量の目安量は冬には1L、夏には1.5L以上必要とされています。

私の家内は、なかでもつわりがひどくほとんど食べ物を受けつけない時期が

ありましたが、豆乳を水分代わりに飲み続けたお陰で、必要な栄養量は

確保できましたので、つわりの時には皆さんにおすすめしています。

とにかく、食物繊維や乳酸菌等をしっかり摂って腸内環境を整えること

が便秘を解消するのに大切となります。

 

また、妊娠中に便秘薬を服用しても大丈夫なのか?

心配されている方も多いようですが酸化マグネシウム系の便秘薬は、腸を直接

刺激することなく、便に水分を与えて便を

出やすくする非刺激性なので、妊婦の方が服用されても大丈夫です。

 

サプリメントの中で、皆さんにおすすめ

は、「ラフィノース」です。

超微細のナノ型の乳酸菌やビフィズス菌

など12000億個の乳酸菌が配合されて

います。

 

まとめ 

いかがでしょうか。

妊娠中の便秘は、ホルモンバランスとつわりが大きな原因と考えられます。

つわりで思うように食べられず、便がちの方は、少量ずつ食事の回数を増や

したり、私の家内のように豆乳を水分代わりにしてはいかがでしょう。

また、ストレッチやマタニティビクスなどの体操を取り入れて排便のリズム

をつくるのも、良い方法と言えます。