多忙な現代人の皆さんは、とかく生活習慣が乱れやすく、偏りの食生活で
身体には、不要な水分や老廃物を溜めこんでいませんか?
そうした老廃物などが体外に排出できずにいると、気づかすうちに、
さまざまな身体の不調の要因になって、色々なトラブルを招きかねません。
時に、身体が重くてすっきりとしない、肌の調子も悪いなど、不調を
感じているならば、きっとデトックスできていない可能性があると
考えなければなりません。
また、体内に貯留している老廃物の多くが、排便により排出
されることからも、腸とデトックスとは深く関係していると
考えられています。
そんな関係から、身体の内から健康体になるためにも、まず
は、腸内の状態を整えることが重要です。
腸の機能と免疫力は腸内細菌が関係する
皆さんの腸内には、多数の腸内細菌が生育しています。
つまり、腸内フローラと呼ばれる細菌群から成り立つと
言われています。
そんな腸内細菌は、大きく分けて3種類です。
・善玉菌と言って、ビタミン合成や消化吸収の補助の
働きをします。
・悪玉菌と言って、この悪玉菌が腸内に増えすぎてしまう
と、毒素を発生したり、免疫力をも低下させてしまい
ます。
・日和菌と言って、他の腸内細菌の優勢な菌の見方をする
中立的な細菌です。
この善玉菌、悪玉菌、日和菌の3種類は、腸内の働きを
良い状態に維持するためには、バランス性が必要で、
2:1:7の割合で保つことが理想です。
もしもバランス性が崩れてしまうと、どうなるでしょう
か?
身体に良いとされる善玉菌が減少して、悪玉菌が腸内で
優勢になると、便秘がちになり、免疫力も低下して
アレルギー性疾患やガンなどのさまざまなリスクが高ま
ってしまいます。
皆さん、腸内フローラと呼ばれる腸内細菌群のバランス性を
保つにはどうしたらよいでしょうか?
それは、食生活と生活リズムがキーポイントと言われています。
食生活と生活リズムが腸内をきれいに!
腸内細菌のバランス性を保つためには、食生活の中に
発酵食品と食物繊維が豊富な食材を摂取することにあり
ます。食物繊維は、善玉菌の栄養となることからも、
腸内を活性化されます。
成人の食物繊維の目標摂取量を1日に18~24gと考え
られていますが、食の欧米化で足りていないのが現状です。
また、腸の活動はリラックス状態に活性化することから、
日頃からストレッチやウオーキングなどの生活リズムが
大切で、適度な運動は自律神経を整えます。
まとめ
いかがでしょうか。
腸内フローラを整えると
・免疫力が上がって病気にかかりにくい
・便秘が解消してすっきり
・自律神経のバランスが整ってリラックス
など正しい食生活と生活リズムが腸内細菌を
改善して健康体を作る。